金本選手、引退
会見の中で、特に印象に残った言葉があります。
さまざまな記録の中で一番誇りに思うのは何かと問われた時
金本選手はこう答えました。
「僕の中では、後輩に言っているのは、(1002打席)連続無併殺記録。
打率が下がるところで全力で走って、ゲッツーにならなかった。
内野安打にならないところで全力プレーしてきたことを
フルイニングよりも誇りに思う。」
一つのアウトを防ぐため常に全力で走り
チームに貢献してきた姿が浮かびます。
1002打席・・・フルイニング出場していても約2年間かかりますね。
その間、ずっとダブルプレーにはならなかったわけです。
本当に素晴らしい記録だと思いました。
肩の故障があってからの自分自身のプレーには
悔しさ、情けなさでいっぱいだったと思います。
頬を伝った大粒の涙は
支えてくれた人、ファンへの感謝の気持ち。
そして・・悔しさでもあったかもしれません。
残り18試合、
金本選手らしく「戦う男」の姿をファンに見せてほしいです。
21年間・・本当にお疲れさまでした。