MVPは関本賢太郎

8月2日
伝統の一戦
巨人1−2阪神(東京ドーム)


あと1点が遠く惜敗

今日のタイガース勝利の立役者は
関本賢太郎選手であったと思います。


まず、何と言っても
一塁手としてのキャッチングが素晴らしい!


2点リードした次の回
5回裏無死1、2塁の場面

大村サブローの送りバントが失敗し
1死1、2塁
長野の放った打球はサードゴロ、ベースを踏んだ新井選手の1塁送球はワンバウンド
一塁手としては本当に難しい捕球プレーです。
打者走者の長野は足が速くギリギリのタイミングでファーストベースに迫って来ている上
大きなワンバウンドではなく、小さく微妙で中途半端なバウンド
これをよくすくい上げ、併殺を完成させました。

ここで走者を2人残して4番ラミレス、5番ヨシノブへと繋がれていたら
勝負の行方は分からなかったかもしれません。




さらに、最終9回裏
先頭の亀井義行のショートゴロ
僅差のゲームでさすがの鳥谷選手も腕が縮こまったか
やや短くワンバウンドになりかけのおじぎをするような送球でしたが
ここも関本選手は上手くすくい、見事にアウトを取りました。
内野安打とされ
ノーアウトのランナー(しかも俊足亀井、代走鈴木も使えた場面)を出してしまったら
藤川球児投手と言えども冷静ではいられなかったはず

一塁手のキャッチングの上手下手はゲームを左右するし
上手ければ若い内野手を育てるとも言いますね。
今日の試合での関本選手の守備は地味ながら光るものがありました。


そして打者としても先取点となるゴロ打点を挙げました。
これはいわば
「打つスクイズ」ともいうべき阪神側の作戦でしたね〜
サードランナー鳥谷選手が投球と同時にスタート
転がせば1点の場面で、上手く内野ゴロとしベンチの期待に応えました。


好調ブラゼル選手を外してまで、5番で起用された関本賢太郎選手
そんなに派手な選手ではないけど
しぶといバッティング、内野をすべて守れる堅実な守備
阪神タイガースにとっては、貴重な万能選手ですね。


あぁ、それにしても
情けないのはジャイアン
長野のエラーもあれですけど・・・
ヨシノブもねぇ、あれは止めてやって欲しかったなぁ。
明日はなんとしても踏ん張ってほしいものです。