見せましょう、巨人ファンだということを!

Ball Parkのウサギは
もしかしたら
本当の毛の色は黄色と黒の縞模様になっているのではないか
YGマークではなく、タテジマのユニフォームを身に着けているのではないか
Ball Parkには蔦がカラマッテルのではないか
そんな疑惑が噂されている今日この頃


「見せましょう、ジャイアンツファンの底力を
見せましょう、ウサギが真のジャイアンツファンだということを!」
東北楽天ゴールデンイーグルス嶋基宏選手の名言参照)



8月3日 東京ドーム
巨人3x−2阪神


お立ち台で
「シゲちゃんフィーバーしてくれましたか〜〜?」
と、少し古めのフレーズで声を張り上げたこの夜のヒーロー古城茂幸


自らの走塁ミス(サードコーチの大ポカ!)をも吹き飛ばす起死回生のサヨナラ本塁打を放ちました。


日ハムから移籍してきた選手、決して恵まれた起用をされているわけではないけど
古城茂幸、野球選手として実は相当な力を持っていると以前から思っていました。

まず、守備が上手い
ファースト(守る時もあるけど)以外のすべてのポジションをそつなくこなせる力あり

走力
抜群に速いわけではないけどまずまず

打力
見逃されがちだけど、速球に振り負けないパワーと外角打ちの上手さ
みんなが打てない時にも古城だけは打っていることも多い
はまれば昨日のような一発もあり、控えとしてしか使われない現状はもったいないと思うことも。

とぼけたキャラも愛らしく、ジャイアンツに大きな勝利を運んでくれた古城茂幸
後先考えて走ることを忘れずにね〜


しかし、打たれた藤川球児
足早にマウンドを降りるその姿には胸が痛みました。
10割のうち3割打てば天才ともてはやされる打者に比べ投手、ましてクローザーともなれば
9度成功を収めても、次の1回にミスすればうなだれてベンチに帰らなければならない
本当に辛いポジションですね。
泣くな球児・・次がある!
あぁ〜〜〜だめだめ、ウサギの身体に蔦がカラマッテきましたゞ(´Д`q汗)+・.


さて、この試合
一番のヒーローは高橋由伸
常々、スポーツにおいては流れほど大切なものはないと思っていますが
この試合の流れを呼び込んだのは間違いなくあの同点ホームランでしたね。
昨日に続くコバヒロさんからの鮮やかなホームラン
飛ばない低反発統一球、誰もがフェンス手前で失速しガックリと肩を落とす中
きれいに芯に当て、しかも逆方向への押し込みを効かせた高い技術力
さすがはヨシノブ!というバッティングを見せてくれたと思います。



そして守備でも
2回表
1死からヒットで出た関本選手を刺した場面
次打者金本選手がいい当りのライトフライ(ライナーではない)を打ちました。

走者がスタートしていたのを目の端で確認していた(と思います)ヨシノブ
すでにファーストで殺す判断を下していましたね。
フライを捕球する動作に助走をつけながらキャッチ
捕った瞬間の全力送球、しかも1塁手に正確なストライク返球
見事に『GET TWO!』


相手序盤のチャンスの芽を完全に摘み取ったプレーだったと思います。
近年の高橋由伸の外野守備は
素晴らしかった時代を知っているファンから見ればやはり物足らなく映ります。
しかしこのように、先を読み自分のできる全力を尽くしている姿には
やはり胸が熱くなってしまうのです。


平凡なレフト前ヒットを緩慢な動きで処理し
1塁走者を簡単にサードまで行かせてしまうようなプレー
誰とは言わないけれど、準備不足を大いに反省してもらいたいです。



ゲームを決めたのは古城ですが
相手の方程式を狂わせた由伸
その流れを呼び込んだ3番手・山口鉄也の力投もこの勝利に大きく貢献しています。


1勝1敗の五分
まだまだ本当の山場は先だけど
チーム全員の力を結束させ
今日のゲームを勝利し
勝ち越して勢いをつけていきたいですね。


いかがでしょう
Ball Parkの住人は
決して「虎」ではなく「ウサギ」だということがお分かりいただけましたでしょうか?
この記事のおとなり日記がとっても楽しみなウサギです〜(^。-)-☆