この一球!

ヤクルト2−3巨人 

9月14日 神宮球場
勝朝井 S山口 負松井光 小笠原33号



今日のウサギさん

朝井秀樹投手
どちらも負けられない神宮決戦、その第1ラウンド

ジャイアンツの先発はシーズン途中、楽天から移籍してきた朝井投手
ここまでの活躍を誰が予想したでしょうか?
今日も大事なゲームの先発としてマウンドに登りました!

初回から気迫溢れる投球
伸びのあるストレートに加え、得意のカーブも絶好調♪
低めに集めたピッチングが冴え渡りました〜

多分この回を終えたら降板ということは伝えられていたと思われる
6回裏ヤクルトの攻撃
先頭の田中選手ボテボテの当たり
サード脇谷選手、そして送球を受けた小笠原選手の懸命の守りも及ばず
内野安打となり出塁を許しますが
続く飯原選手を空振りの三振!
3番の飯原選手を3打席連続の空振り三振に抑えたことが
今日の朝井投手好投の要因でもありましたね。

そして一死一塁から4番、ホワイトセル選手を迎えました。
得点は3−1、大振りが目立ち穴の多そうな打者ですが
先日は甲子園で、藤川投手から逆転HRを放ちチームの勝利に貢献しています。

初球  ボール  145キロストレート
2球目 空振り  カーブ
3球目 ファウル カーブ
4球目 ファウル フォーク
2ストライクからの5球目
148キロ、渾身のストレートを左打者のホワイトセル選手の懐深く投げ込みました!
当たってもファウル、前に飛べば詰まる打球となる本当に厳しいところです。
結果、ファウルとなりましたが
大きいのを打たれればたちまち同点という場面で、恐れずよく内角を攻めたと思います
そして6球目(ボール)、この時、一塁走者の田中選手が盗塁を試みますが
阿部捕手、見事な送球で刺しました!
これで、またもや勇気100倍、最後の気力を振り絞り(解説では抜けたフォークという事でしたが?)鋭いチェンジアップをいいところに決めました。
阿部捕手のリードも見事にはまり、ホワイトセル選手まったく予想外、手も足も出ませんでした。
『この一球』
ホワイトセル選手の打席での5球目
この素晴らしい攻めの一球が、今日の朝井投手の真骨頂であったと思います


最後はおなじみクルーン劇場の開幕となり
ハラハラドキドキの展開でしたが
山口投手が無事に抑えきり勝利となりました。


今日の打順の並び
久しぶりのスタメン出場で由伸選手が6番に入りました。
阿部選手、由伸選手と左が続く並びです
6番エドガー、7番由伸としても、8番が脇谷選手なのでどちらにしても
左が続くことになりますが、阿部、由伸と続く場合の方が相手チームから見れば
調子が上がらないとはいえ、由伸選手のネームバリューからしても脅威を感じ、ここで有力な中継ぎ左腕を当ててくるのは想像がつきますね。
予想通り、3回満塁のピンチの場面で早くもヤクルトベンチは
左の李投手を出してきました。
阿部選手は押し出しを選んだものの、由伸選手凡退。
そして、6回にも同じ阿部選手からの場面で迷いなく数少ない左腕渡辺投手をつぎ込んできました。
どちらの場面も、ヤクルト側はG打順の並びに関係なく
同じような投手起用をしてきた可能性も大ではありましたし
原監督としては
由伸選手とエドガー選手を比べた時の、今日のゲームに関しての期待度
そして打者としての実績や格、それらを考慮しての打順であったと思いますが
やはり・・6番右打者、7番由伸選手とした方が戦いやすかったのではないでしょうか。


これからの戦いは相手もスクランブル体勢をしいてきます。
打順の並びもそうですが
クルーン投手の使い方に関しても遠慮などするべきではなく
今日も、宮本選手に四球を与え、左の川端選手を迎えた場面で即、山口投手と交代でよかったと思います。



薫の今日のイチオシ
松本哲也選手
9回、ホワイトセル選手のセンター大飛球
俊足飛ばしフェンスに激突しながらもファインプレー
と、思いましたが惜しくも捕球なりませんでした。
でも、この後のプレーに私は感動しました。
松本選手右肩をフェンスで強打して倒れこみましたが
こぼれたボールを追い、痛みをこらえながらも内野返球を怠りませんでした。
見事な外野手魂です。
どんな時でも、最後までボールを追いかけ自分のプレーを完結する姿が素晴らしかったです


ゲームに出場した選手たち
ベンチで出場への準備をし続けた野手たち
早い回からブルペンで何度も肩を作り、出番に備えていた投手たち



『ウサギさんたち』は、今日も全員頑張りました!
ヒーローとなった選手だけではなく、全ての選手の力で勝ち取った大事な一戦
明日へつながる勝利となりました〜おしまい〜〜


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