高木豊さんの解説

ヤクルト6−4巨人
9月16日 神宮球場
勝石川 S林 負高木  阿部41号 宮本3号


今日は賢いウサギさんが、草むらに隠れて見つからなかったので
解説をしていた高木豊さんに注目してみました

放送していた局はヤクルト系列でしたが
スワローズ、ジャイアン
そのどちらにも偏ることなく、歯に衣着せぬ解説をしていたことに好感を持ちました。
そして、元盗塁王、守備走塁コーチとしての経験も深く
両チームの守備や走塁についても、詳しく内容のあるものでした。

特に5回、ヤクルトの4点目となった3塁走者デントナ選手の走塁について
一死1、3塁から川端選手の打球が3塁前に転がり
マウンドから駆け下り処理しようとした星野投手でしたが
ボールが手につかず内野安打とします。
この時、そんなに足の速くないデントナ選手ですが
3塁走者として送球の邪魔になるように、ラインの内側を走る走塁を見せていました。(デントナ選手、初回の守備でも坂本選手のファウルフライを好捕しています!)
小さいことだけど高木さんは、デントナ選手の走塁をちゃんと褒めていたし
ラミレス選手の再三の守備でのミスも、遠慮することなく指摘していました。

ラミレス選手がその打力で
どれほどチームの力となり、貢献してくれているかということには
誰も疑問を挟む余地はありません。
しかし、その守備力はプロ野球選手として
あまりにもレベルの低いものであり、打つからといって黙って見過ごしてよいものではないと思います。
ゲームがまだどちらにも動く可能性のあった1−0の5回
マウンドに上がったばかりのマイケル投手に与えたダメージの大きさは
どれほどであったでしょうか・・
ミスに関して遠慮がちな解説者も多い中、高木豊さんのはっきりとした物言いには好感が持てました。

薫の今日のイチオシ
高木康成投手

初回、高木投手のバント処理
前回、9日の横浜戦での高木投手の守備についても、薫のイチオシにしましたが
その時よりもさらに一段上の素晴らしいプレーでした。
無死1塁から宮本選手のバントは投手前に転がりました。
良いバントではなかったため
上手な投手であればセカンド封殺はそれほど難しくはなかったかもしれないけど
ファースト転送して併殺が完成したのは
何といっても高木投手の素早いフィールディング
迷いのないセカンド送球があったからこそ!
本当に、美しい流れのある見事なプレーでした。

今日は初先発、2回の失点は不運な二累打からのものであり
雨の中、よく投げたと思います。
次の登板がどのような起用になるのか分かりませんが
中継ぎに戻るにしても、気持ちを切り替えて頑張ってもらいたいです。



甲子園ではたくさんの『ウサギさんたち』の活躍がありますように〜おしまい〜〜


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