大沢親分、『あっぱれ!』でした

7日に亡くなられた“親分”こと、大沢啓二さんのお通夜が昨夜営まれ
ジャイアンツからも長嶋終身名誉監督、原監督、篠塚コーチ、小笠原、高橋、古城、実松、各選手が参列し故人との別れを惜しみました。


原辰徳監督
「生前、東京ドームの監督室にもよく足を運んで下さり、『頑張れ』とか『大丈夫か』とか激励していただいたのが思い出。力を頂きました。」


小笠原道大
「すべてを包んでくれる非常に大きな存在でした。遺志をしっかり引き継いで、活力のある野球界にしていかないといけない」


高橋由伸
「食事会などプライベートでご一緒して、激励の言葉を頂いたりしました。手術を受けた腰のことを気にかけていただきました。元気にプレーする姿を見せなくてはいけないですね。」


その性格で、誰からも慕われ愛されていた「大沢親分
ご意見番として活躍された日曜朝の番組を
私も毎週楽しみに見ていました。


オフシーズンには、引退した選手達のために立ち上げた「マスターズリーグ」開催があり、
番組内でも紹介されていましたが
毎週ボードの最後に記載されていて、マスターズリーグの項になると
司会の関口宏さんが、「じゃぁ、これでそろそろ終了ですか?」とお決まりのように振ると
親分が、これまたお決まりで「ちょっと待ってくれよ〜〜!」と引き止める・・
そんな、CM前の微笑ましいひとコマが思い出されます。


野球以外では
サッカーの中村俊輔選手をいつも気にかけ、応援されていましたね。
セリエAに行った時も、プレミアリーグでプレーしていた時も
いつもその活躍を喜び、「アッパレ〜!」をあげる回数もやっぱり多かったでしょうか・・
2002年の日韓W杯で
トルシエ監督が代表に選ばなかった時には自分のことのように憤慨したり
ゴールシーンでは「俊輔、俊輔」と、まるで我が子か孫の活躍を喜ぶおじいちゃんのようであったことが印象的でした。
中村俊輔選手、悲報をどのように受け止めたでしょうか・・・
こんなにも応援してくれた人の旅立ちを
きっと、寂しさいっぱいに心の中で見送ったことでしょうね。


野球界はもちろんのこと
幅広く、スポーツ界全体を気にかけ、応援されていた親分・・・
「渇!」と厳しく叱咤激励する時にも、頑張る選手達への愛情があったような気がします。


今日、悲しみの告別式
弔辞を読んだ張本さんの
「78年間、野球一筋に生きてこられた大沢さんにアッパレです!」
という言葉が、万感せまる張本さんの表情とともに心に残りました。



大沢啓二さん、いえ「大沢親分!」
どうぞ、これからも野球界、そしてスポーツ界を見守っていて下さい。
ご冥福を、心からお祈りいたします。





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