亀井の走塁

阪神1−3巨人
10月16日 甲子園


完全アウェーの甲子園で
ジャイアンツ、見事先勝
名古屋行きに王手をかけました!


ノラリクラリ、フラフラしながらも阪神打線をなんとか抑えた野投
全打席出塁、2打点を挙げた小笠原選手
先取点を取られた後、同点にするHR&2得点&好守の坂本選手
ファインプレーの松本選手
好プレーの脇谷選手



チームの勝利に貢献した選手はたくさんいましたが




今日のウサギさん
亀井義行選手です。


原監督から、あれほどの期待をかけられていながら
何一つ報いることが出来なかった今シーズン
久々の一軍登録、即スタメン起用されました。


宮崎や直前のG球場での様子から
調子は上向きなのかなと想像していましたが
やはり、本番でどの程度活躍できるのかという点は未知数でした。


初回第一打席
四球の走者を置いて無死1塁、2番バッターの亀井登場
この場面で原監督は、バントを選択せず強攻策に出ました。
制球定まらない能見投手の立ち上がり
強気の攻めではあったと思いますが、原監督の亀井選手への期待をここでも感じます。


しかし、無念の空振り三振
走者を進めることさえ出来ませんでした。


第2打席
一死から、坂本選手の同点HRの後
粘りを見せたこの打席
能見投手のスライダーを上手くライト前に運びました。
続く小笠原選手の打席で、能見投手が暴投
記録はワイルドピッチですが、大きく逸れたわけではなく
キャッチャー前にほんの少しこぼれた程度です。
ここで、亀井選手果敢にスタートを切り、セカンドにヘッドスライディング!
間一髪セーフ〜

この走塁は素晴らしかったと思います。
普通はあのくらいだとスタートしないし
相手は、強肩と言われ、本人もそれを意識している城島捕手
ほんの少しのミスなのに、走られてしまった城島捕手の内心はどうだったでしょう?
悔しさいっぱいだったでしょうね。
能見投手も、もちろん「しまった!」という動揺はあったことでしょう。


そしてそこを逃がさず、次打者の小笠原選手、さすがのレフト前タイムリ
亀井選手の走塁を生かしました。
1−1からの2点目が入ったことで
今日のゲームを、ジャイアンツ有利に進めていくための起点となりましたね。



城島捕手の歯ぎしりが聞こえてきそうです。



続くラミレス選手もしぶとくヒットを放ちますが、無謀にもセカンドを狙いタッチアウト。
この走塁は積極的な走塁というよりも、やはり暴走と言った方が適切でしょうか・・


好走塁と暴走は紙一重
どちらも、積極性がもたらすものですが
成功には成功の、失敗には失敗の根拠があるような気がします。



ラミレス選手、一塁で自重していれば
一死1塁、3塁で阿部選手の打席という絶好のチャンスがまだ続き
この回をビッグイニングとすることが
もしかしたら、出来ていたかもしれません。



今日は、ファーストスタメンだった亀井選手
由伸選手がライトでしたが
これは、逆の方がいいのではないかと毎回思います。
由伸選手の一塁守備を不安視しているから、ですよね多分。
チームとして、いろいろ考えがあるのは理解できますが
打撃の調子がまだまだ絶好調というわけではない亀井選手を起用する意味を考えれば
ライト亀井選手の素晴らしさを生かすべきだし
由伸選手のファースト守備も、一応こなせていると思うので同時出場ならば
ライト亀井、ファースト由伸の方がチームとしては良いのではないかと思います。
もう一つ言うと
センターは松本選手で固定すべき。
今日のようなプレーを見せられると、尚更そう感じます。
現状、外野手の中では長野選手が一番不調のように見えるのですがどうでしょうか?



明日は、阪神久保投手が登板してくるのか?
打撲した足の状態がどの程度なのか気になりますね。
勢いはジャイアンツにあるし
守備を固めて、尚且つ効率の良い攻めが出来るオーダーを
首脳陣には是非考えてもらいたいです。



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