防御率が下がると、成績は?

成績が良くなれば下がる、打たれれば上がる

防御率の言い方って、ちょっと不思議だなと思ったことはありませんか?


11月11日付、原辰徳監督のHP“Tatsunori Story”の中で
来季の投手陣に「チーム防御率下げる」ことを
期待する言葉がありました。

やっぱり、プロ野球関係者の間でも
防御率は下がれば良くなる」
というのが普通に言われているのだなと思いました。


私だけかな?違和感感じてるのは・・・。


ずっと前からこの「下がると良い」という言い方に違和感を覚えていました。
日本語としてはおかしくはありません。
たとえば血圧や体脂肪率など、下がると良い数値はいくらでもあります。


でも、防御する率が下がるのに成績が上がるという言い方には
なんとなく違うと思ってしまうんです。



防御率自責点をどれくらい与えたかというもの
投球回当たりの自責点の割合を求めたものですね。

防御率=(自責点÷投球回)×9

こうして求めた防御率を、
自責点と言い換えれば
私のような考え方でも納得がいきます。
自責点は大きい数字ほど成績は悪くなるのは当然ですから。


成績が良くなる=向上する
防御率が良くなる=向上する=上がると考えたいけれど
実際にはその反対。

数字の大小ではなく実質的に見てよくなれば上がる
逆に悪くなれば下がるという考え方からすれば、
防御率の言い方も私が感じるようなものになると思いますが
多くの場合
防御率が下がる=成績が向上する
という考え方で、新聞などにも表記されるようです。
あるいは、上がる下がるではなく、
防御率が良くなる、悪くなる」という言い方も一般的ですね。


捕手の盗塁阻止率(刺殺率)は、高ければ高いほど好成績となりますが
同様に、防御率
自責点率(失点率)とすれば、その言葉の意味からし
下がれば下がるほど好成績なのだと、私は素直に理解できます。
ずっと思っていた疑問
ちょっと書いてみました。



さっきラジオで、楽天星野監督が「稼頭央(松井)はジャイアンツが狙っているらしい、マネーゲームでは勝てない」
という発言をしていました。
噂には出ていましたが、本当なら残念です。
脇谷選手、古城選手を脅かす存在として
若手の藤村大介選手の台頭を大いに期待していましたから。
俊足だし、守備も敏捷、坂本選手と将来の黄金二遊間をと思っていました。
松井選手が入団したら、セカンドのポジションと1番の打順は競争なく与えられるのでしょうけど
ちょっとそれでは不公平だなと感じます。

まぁ、星野さんが言ったからといって現実にそうなるとは限らないけど
そういう方向で話が進んでいるらしい。
ここまでジャイアンツは、出て行く選手ばかりで
補強に関しては静かな出だしだったので、ここからにわかに慌しくなっていくのかもしれませんね。