早明戦

国立競技場で行われた早明戦をテレビ観戦しました。



先ほどノーサイドの笛が吹かれたばかり
忘れないうちに自分なりの感想を書いてみたいと思います。
ただし、あくまでもラグビー初心者ですので見方は自分勝手です!



ゲームに流れというものがあるならば
試合開始20分までの明治優勢の攻撃で点が入らなかったこと
この流れを明治が逃したことにより
その後すぐの早稲田のカウンターからの鮮やかな先制トライが生まれ
ゲームそのものも、攻めきれない明治、守り抜く早稲田
そしてその間に早稲田バックス陣のトライが次々に決まっていくという展開になっていったような気がします。


開始早々のチャンスでFWの縦からの攻撃に固執し、結局得点ならなかったことは
多分、結果論ということであり
上手く運びトライに結びついていれば明治のラグビーの良さが発揮され
勝敗も別の結果だったかも、と感じました。


ゲーム後、涙を流していた明治のキッカー(名前分かりません)
今日は上手くいかない場面が多く、きっと悔しかったのでしょう。
途中反則を身体に受けたため、キックの精度が落ちていたのかもしれません。
反対に早稲田のキッカー山中選手は
5本中、すべてを成功させました。
中でも40メートル以上あったペナルティゴールを決めたシーンは素晴らしかったですね。



そして、そして
今日、私が一番に注目してしまった選手
それは、明治の9番、(秦選手と紹介されていたような記憶がありますが不明)
すごく小柄な選手で多分・・160センチもないように見えましたが
その動きには初心者の私から見ても目を奪われました。
明治のFWの強さから、モールやセットプレーのスクラムなどのプレーが多かったせいもあるかもしれませんが
スクラムの後ろから、必ず上手くボールをさばいて味方にまわし、次の攻撃、展開に繋げていました。
いつもいつも!でした。
あの小さな身体で大きな相手選手にもタックルに行く場面も何度もあり
そのたびに輪の中から出てくる《9番》を確認しホッとして見ていました。
今日は悔しい敗戦だったけど
大学選手権では、《明治の9番》、絶対に注目したいです。
ラグビーを真剣に見始めて約2ヶ月
初めて、ファンになりそうな選手が登場してきました!



ラインアウト
タッチラインを割った時、縦一列に並びボールを奪い合うプレーですが
両校とも、とくに明治はこのプレーのミスが多くあったように見えました。
国立は風向きや地形などから、ラインアウトが難しいという解説もありましたが
真っ直ぐ投げられていない<ノットストレート>や、上手くキャッチできない場面も何度もあり
こういう一つ一つのプレーの中の、小さなミスから流れを逃すこともあるのではないかなと思いました。
ゲーム全体での反則は早稲田の方が多かったですね、それだけ必死に止めたということでしょうか?




ゲーム開始前
ロッカールームからピッチに向かう選手達
熱い檄があったのか、早くも感極まり涙ぐみながら出てきた明治
落ち着いた表情の中にも闘志を秘めていた早稲田
31−15
勝者と敗者に別れてしまったけど、
「みんな凄かったよ!」って拍手してあげたいです。



今日も勝利した側の監督さんは
ラグビーはタックルだ」ということを仰っていました。
渾身のタックルは、やはり試合を支配するのですね。


ゲスト解説の明治OBの元木由記雄さんがその経験から
「歓声が地面から伝わってくる」と表現されたほどの超満員の国立競技場の大歓声
その感動の中、熱い戦いを見せてくれた両校フィフティー
大学選手権でも、最高の舞台で戦いの続きを魅せて欲しいです!




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