岡田なら捕る!

昨日、QVCマリンで行われたロッテ3xー2西武戦でのこと。


初回表、西武の攻撃
1死2塁(走者・栗山)の場面


3番中島の打球は右中間への大飛球
これを追ったのがロッテのセンター・岡田


岡田幸文外野手
昨年、ジャイアンツとの交流戦
「超美技3連発」をやってくれてしまった(!)あの選手です。



昨日の場面
こういう時のセカンドランナーが考えること
捕られることを想定してのタッチアップ体勢と
抜けた時のためのハーフウエーがありますが


あの打球で最初からタッチアップしようと考える選手よりも
「ヒット」と予測する選手の方がきっと多いと思います。


しかし栗山選手は違っていました。


「岡田なら捕る!」ことを確信し
セカンドベース近くでタッチアップに向けて体勢を整え
フェンスにぶつかった瞬間にはもうスタートしていたのです。


スピードを緩めることなくサードも廻り一気にホームへ〜


フェンスに激突し倒れこんだ岡田はカバーのライト・清田にトス
更に清田が内野に返球、そこからバックホーム

間一髪のクロスプレーとなりましたが送球よりも栗山の足が勝りホームイン!


見事な先制点を挙げました。



もちろん抜けていればさらに得点チャンスが広がり
ロッテの勝利もなかったかもしれないのですから素晴らしいプレーでした。


だけど、岡田選手はちょっぴり悔しかったかもしれません。


見方によっては
岡田のファインプレーよりも
栗山の走塁の方に、より惹き付けられてしまうから。

「岡田なら捕る」とした判断力に加え
タッチアップしてセカンドからホームインできる走力。
本当に素晴らしいと思いました。


しかし改めて
岡田幸文という外野手の能力の高さを見せ付けられたことにもまた感動です!
「岡田なら捕る」と、栗山選手に思ってもらえたことも含めて。



最下位に沈んだ我がジャイアン
今こそ、守れて走れるセンターが必要なんじゃないですか?


鈴木尚広


松本哲也


橋本到


長いシーズン、打てないこともあります。
まず守りから固めていき
オーダーの中に走れる選手を組み込む必要があるような気がします。


4月21日 QVCマリンフィールド ロッテー西武
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