楕円球は人生そのもの

神戸製鋼7連覇の中心選手だった大八木敦史さんは、その著書で
「右に左にころがり続ける楕円のラグビーボールは人生そのもの」と、書かれていますが
思い通りに行かない人生と楕円球が、重ね合わせて言われているのはよく目にしますね。

なぜあの形になったかということには諸説あるようですが
軽くてよく飛ぶボールを求めて、初期の頃“豚の膀胱”を利用して作ったのが始まりだと言われています。
チューブにして膨らませたところ、細長いのでどうしても出来上がりが丸くならず楕円形になったということらしいです。
経緯はどうあれ、ラグビーのボールが<楕円形>でなかったら
こんなに面白い競技にはなっていませんでしたよね、きっと!




「薫の素人ラグビー講座」
えっと〜〜
ここからは、ラグビー初心者、素人全開モードの私が独断と偏見、自分勝手にラグビーを語らせていただきます。
専門家の方が読まれたら??かもしれませんが
「あぁ、素人は、しかも女性はこんなふうに見ているのか〜」
と、笑って下されば楽しいかなと思います。


どこに行くか分からないと言われるラグビーボールですが
やはり、競技である以上
運任せ、成り行き任せでは決してないと思うんです。
野球でも内野手は、キャッチャーのサインを見てあらかじめポジション取りを変えるし
外野手だって打席に立っているバッターの打球方向を予測し、大きく守備位置を動いている場面が多々あります。
外野手の場合、一歩目のスタートの良し悪しとポジショニングで
無理に飛び込まなくても、余裕を持ってファインプレーを完成させることが可能です。


ラグビーの場合も、ずっと競技をやってきたキャリア、経験から
楕円のボールの行方を予想し、上手くキャッチするというようなことが
まったくないとは言えないような気がするのですが、やっぱり本当に予測がつかないものなのでしょうか??


先を読むということで言えば
ラグビーは、司令塔の選手が次のワンプレーをどう決断し、
またそれを実行するのかという部分に、野球にはない面白さがあると感じています。
野球は打つ打たない、打たれる打たれないの部分は
指示する監督よりも、各選手の能力によるところが大きいですが
ラグビーは作戦面での成功、不成功も重要な要素ですよね。
ラグビーの場合は複雑なルールのせいと、私の理解度が野球よりもはるかに低いせいで先が読めません。
でもそこが、また面白くもあります。
将棋や碁の世界ではプロともなると、十手、二十手どころか百手以上先を読んで対局しているということを聞きますが
どの世界においても、この「先を読む能力」というのは大切ですね。




今日の一言ルール
オフサイド
一言ルールというような簡単なものではなく、私にとっては一番難しいと思うのがこのオフサイドです。
なので、説明なんて出来ません。(なんじゃ、それはですね、笑)
サッカーのオフサイドは素人目にも、まぁ理解できますね。
ところがところが、ラグビーオフサイドの難しいこと!
複雑ですねぇ。



オフサイドというのは基本的に待ち伏せ禁止というルールなので
理屈は同じだと思いますが
同じフットボールでも、球が丸いか楕円かでこうも違うのかと私はいつも思います。
よく発祥は同じ、手を使うかそうでないかの違いと言われますが
それも間違いで、もともと完全に別の競技であったというのが正しい説のようです。



私がラグビーってカッコイイな〜と思うところは
このオフサイドルールにあります。
【正々堂々、ボールを持った選手が一番先頭にいる】ということですよね。
だから、【スローフォワード】
前に投げてはいけないという禁止ルールがあるのですよね。
ボールを持った選手もそれを守るし、持っていない選手も前に出て先回りして待たない
ここが好きです。
サッカーだと相手守備陣の位置さえ確認しておけば、普通に前へ前へパス出来ますから
同じオフサイドでも全く違うと思います。


前に投げてはいけないスローフォワードとは別に
ノックオンという反則もあります。
全然違うように見えるプレーだけど、理屈は同じですね。
簡単にいえば、ボールを自分の身体よりも前にやってしまうとダメということですが
パスされたボールを取り損ねて前に落としてしまった時や
ほんの少しでも前にボール・・は反則です。
もちろん複雑なルールですから(シツコイようですが何度でも言います!)
例外もあり、それを説明できる能力は私にはありません(笑)

野球だったら、拾いなおして投げれば何事もなくプレー続行ですから
凄く厳しいですよね〜
野球と比べること自体ナンセンスだと言われればそうなんですけど
攻撃と守備がはっきり分かれている野球と
同じフィールド内でぶつかり合うラグビー
反則ルールの有り無し、という決定的な違いがありますね。
極端に言えば野球は故意でなければ死球も競技の一部とみなされていて(頭部危険球は別)
打者が文句を言っても投手は謝らない→乱闘・・ですから。



だんだん、長くなってきて「しどろもどろ」っぷりもマックスになってきましたので
本日はこれにて終了!
次回をお楽しみに〜
えっ、だれも待ってない?
3人くらいは待ってくれてる人がいると思ってるんですけど・・・


そうそう、前回書いた「ラックとモール」に関連して・・
高校ラグビー予選の宮城県大会決勝、仙台育英55ー0仙台工戦で
仙台育英が<必殺技回転モール>を公式戦で初披露したという記事がありました。
モールって押し込むイメージなんですけどグルグル回ったんでしょうか???
見てみたかったなぁと思いました。
高校ラグビーの県予選なんてまずスポーツニュースに出て来ないですよね、残念〜
12月27日から全国大会が始まります。
今年はどんな熱いプレーが見られるか楽しみにしていたいです。



いよいよ、明日に迫ったドラフト
ジャイアンツ、沢村拓一投手に絞ったようですが引き当てて欲しいですね。
頑張れ、タツノリ!
真弓、星野、岡田監督が三人抽選箱の前に並ぶシーンも面白そう〜
今年のドラフトは有望選手が多く、なんだかワクワク、ドキドキしますよね♪


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